サルトリアの職人技に裏打ちされた
エレガンスが宿る「ムーレー」

群雄割拠ともいえるラグジュアリーダウン市場において、リーディングブランドとしての地位を確立する「ムーレー」。イタリアの伝統的なテーラリングテクニック・サルトリアによる仕立ての良さと普遍性を帯びたエレガンスなデザインは、纏う喜びを享受できる。

イタリア・ヴェローナ発の「ムーレー」は、2006年にCEOのモレノ・ファッチンカーニ氏によって創設。歴史こそ比較的新しいが、元々家業であるダウンジャケット製造業を受け継いで「ムーレー」を立ち上げたとあって、長年培った経験とイタリアのアルチザンが息衝いた技術力は比類がない。「フォルムと機能の完璧なバランス」というブランド哲学が示すように、エレガンスかつ快適な着心地を備えたシルエットには、サルトリアの仕事が多分に生かされている。また、最高級の素材使いが生む軽量性や繊細なディテールに象徴される機能性の高さは、タフな環境下でもその真価を発揮。タイムレスな意匠と優れたファンクションこそが「ムーレー」の根幹なのだ。

ムーレーの世界観を堪能できる店内。

“メイド・イン・イタリア”の矜持が光る
唯一無二のラグジュアリーダウン

「ムーレー」のクラフトマンシップを語る上で欠かせないのが“100%メイド・イン・イタリア”。生地の裁断や縫製はもとより、水牛製のボタンやジップの引き手に至るまで、すべての付属品はひとつずつ手作業で取り付けられている。また、中綿の品質を計るフィルパワーの数値で最高レベルを誇るダウンには、グースの羽毛を採用。厳格な国際基準UNI EN12934において、95%以上がグースダウンであると認定されるなど、そのクオリティは申し分ない。圧倒的なダウン量を備えながら、着膨れすることない立体的なパターンメイキングやキルティングの縫製技術は、まさに卓越したクラフトマンシップの証左といえるだろう。

Gentleman / Siro

タイムレスに愛される定番“ シーロ”

ムーレーの代表作といえるセミダブルブレストの“ シーロ”。イタリアメイドならではの、細身なラインの仕立てが洗練されており、スーツの上に着ても格好良く決まる。ダウンジャケット「シーロ」¥228,800(ムーレー/コロネット)

Ladies / Pegaso

優美で多機能な名品“ ペガソ”

ダウンジャケットの上にブルゾンを重ねた“ ペガソ” は、3way で着られる遊び心溢れるモデル。エレガントにもスポーティにもアレンジできる、着こなし幅の広さが魅力的だ。ダウンジャケット「ペガソ」¥536,800(ムーレー/コロネット)
各ダウンジャケットに1冊ずつ付いてくるマニュアルブック。ブランドの品質へのこだわりや 哲学は、こんな付属品からも感じ取れる。©Tomohiro Kusama (TENT)
ヴェローナのアトリエで手作業で丁寧に仕立てられるダウンジャケット。
縫い付けられたタグに、そのアウターを快適に着用できる温度帯が記載されているのもユニーク。©Tomohiro Kusama (TENT)
特注のジップやパイピングの処理など、ジャケット裏までこだわり抜かれたデザイン。©Tomohiro Kusama (TENT)

Sport Car
軽快なダウンベストを主役にスポーツカーでドライブへ

スポーツカーならではのダイナミックな乗り味を堪能するならダウンベストをおすすめしたい。しっかりと防寒性を確保しながら肩周りや腕の運動性を妨げないので、着用したままの運転も可能。また、オープンカーなら天候の変化やルーフの開閉に応じて、ベストを羽織ったり脱いだりできる着脱の容易さは、快適なドライブに寄与する。インナーやボトムス次第で、パートナーとさり気ないリンクコーディネートを楽しめるのもポイント。写真の「フエンテ」と「ファイヤー」のように、上品な光沢感があるファブリックであれば落ち着いた大人の装いにも最適。アウトドアに寄りすぎない洒脱なスタイルは、愛車であるスポーツカーの洗練度をぐっと際立たせる。

右:汚れやシワが付きにくい高機能素材を使用したダウンベスト。ブランドが得意とする、エレガントさとスポーティさをミックスした、こなれ感のあるデザインが絶妙だ。身体にほどよくフィットする、スタイリッシュなラインも魅力。ダウンベスト「ファイヤー」¥146,300、パンツ¥38,500(ともにムーレー/コロネット) ニット¥42,900(ガリア/コロネット ☎︎ 03-5216-6521) そのほかスタイリスト私物  左:センスの良さを印象付ける、辛口なカーキ色。軽やかな着心地のダウンベストは、着るとスッキリして見えるフォルムが秀逸。ダウンベスト「フエンテ」¥184,800(ムーレー/コロネット) ニット¥66,000(ヴィルーム/コロネット ☎︎ 03-5216-6521) スカート¥52,800( エーヴィーエヌ/ コロネット ☎︎ 03-5216-6518) バッグ¥52,800(エポイ/エポイ 本店 ☎︎ 03-5843-1621) そのほかスタイリスト私物 ©Tomohiro Kusama (TENT)

City SUV
暖かな洗練アウターはSUVで出かける週末旅の相棒

悪路を含めた走破性の高さや荷物を積める広いラゲッジなど、旅行にはSUVが最適。とはいえ、旅先での街歩きなどを考慮すると、やはり軽量かつ暖かなダウンジャケットは外せない。ボリューム感を抑えた「イト」は、ラペルやフラップポケットが付いた端正なジャケット型で、程よいきちんと感を演出してくれる。一方、ウィメンズの「フレシア」は身頃をメルトンで切り替えたハイブリッドデザイン。顔周りを明るく見せるホワイトカラーや首元にニュアンスを添えるファー使いがエレガンスなムードを後押しする。街乗りからアウトドアフィールドまで網羅するSUV。そのユーティリティな魅力は、洗練さと機能性を併せ持つ「ムーレー」に相通ずるものがある。

右:フロント部分がジップとボタンの二層構造で、保温性に優れた一着。ダウンジャケット「イト」¥264,000(ムーレー/コロネット) ニット¥39,600(ガリア)、靴¥91,300(ボードイン アンド ランジ/ともにコロネット ☎︎ 03-5216-6521) パンツ¥94,600(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店☎︎ 03-3405-0852) カメラ「ライカQ2」¥792,000(ライカ/ライカカスタマーケア ☎ 0570-055-844) そのほかスタイリスト私物  左:旬なムードが漂うホワイトカラーのダウンコート。腰まわりが隠れるミドル丈のバランスや、女性らしいAラインの仕立てもエレガント。ダウンコート「フレシア」¥341,000(ムーレー/コロネット) ニット¥134,200(バリー)、パンツ¥37,400(エージー/ともにコロネット ☎︎03-5216-6518) バッグ¥77,000(エポイ/エポイ 本店 ☎︎ 03-5843-1621) そのほかスタイリスト私物 ©Tomohiro Kusama (TENT)

Gentlman

ムーレーの定番モデルの中でも高い保温性を誇るフーデッドダウンコート BARBIERI。 雨にも強く、暖かさは抜群にもかかわらず、ボリューミーに見え過ぎないシルエットが秀逸。 フーデッドダウンコート「バルビエリ」¥275,000(ムーレー/コロネット)
取り外し可能なニット袖とダウンベストを組み合わせたハイブリッドジャケットFOSCOLO。 ダウンベストは雨に強く長いシーズン様々なコーディネートが楽しめる。 ハイブリッドジャケット「フォスコロ」¥294,800(ムーレー/コロネット)
オフホワイト×ブラックのバイカラーが新鮮な22FWの新作モデルERENIO。 スポーティーな雰囲気に、モード感のあるデザイン。ダブル仕立てのフードは、内側のブラックが取り外しができる優れもの。ダウンブルゾン「エレニオ」¥308,000(ムーレー/コロネット)

Ladies

ボリュームのあるフロストフォックスのファーがフードについたミドル丈のダウンコートTALASSA。 袖口のニットグローブ、リブ襟は取り外しでき、様々なスタイリングを演出できる。 ダウンコート「タラッサ」¥492,800(ムーレー/コロネット)
シルクのような風合いのテクニカルナイロン素材のショートダウンジャケットMADEIRA。 リッチなボリュームデザイン、襟元のボリューム感、シャンパンゴールドのようなマットな光沢感が、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。 ショートダウンジャケット「マデイラ」¥286,000(ムーレー/コロネット)
22FWの新モデル ELENE 。 ダウン量を抑えたデザインは、秋にはアウター、真冬にはコートインにと汎用性が非常に高い。 ウールカシミヤのニットジャージーの襟~前立ては取り外しができて、テーラードジャケットのようにも着こなせる。 ダウンジャケット「エレネ」¥267,300(ムーレー/コロネット)

MooRER GINZA

東京都中央区銀座4-3-13
☎︎ 03-6228-6041
Open 11:00 ~ 20:00 不定休
https://www.moorer.clothing/jp/ja/

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