ファッションとポルシェの蜜月
名車 ポルシェ911が誕生して半世紀。名優スティーブ・マックイーンやクラシックの帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンなど、時代を代表するカリスマたちは、単にポルシェを自動車や工業製品として愛しだけではなく、突き詰めてきた唯一無二の自分のスタイルを完結すべく最後にまとうワードローブとして求めた。
“ポルシェを着る” ——やや使い古された言葉ではあるが、現代でも数多くのセレブリティやアーティスト、アスリートたちが自分だけのポルシェを“着ている”。ポルシェが貫き通してきた理屈では語れない普遍性と驚きを伴う革新性を両立する姿に、名だたるカリスマたちが己の姿を重ね合わせているのだろう。
もちろん、国内でもポルシェは多くのカリスマたちのハートを射止めている。特に近年では、女性ユーザーも顕著に増えていて、女性ファッション誌のカバーモデルやファッションブランドのクリエイティブディレクターとしても活躍するヨンアさんもそのひとりで、長年ポルシェライフを楽しんできたという。
今回、そんな彼女とポルシェセンター高輪がタッグを組んで、クルマのショールームとしては国内初となる本格的なファッションショーを開催。普段のポルシェのショールームの凛とした佇まいから一転、車をラインナップする広大なフロアは、モデルが颯爽と歩く艶やかなランウェイに大変身!この特別な一日を写真とともにレポートする。