レッドブルが展開するファッションブランド、アルファタウリ。革新的なファッションテクノロジーと上質な素材、オリジナルテキスタルを融合したファッションを提案し、イノベーティブでハイセンスなコレクションは、2016年のブランド創設以降、本社を構えるオーストリアのザルツブルクとグラーツに直営店を構え、ヨーロッパを中心に感度の高いファンを着実に獲得してきた。アルファタウリは2020年にスクーデリア・トロ・ロッソから改名したF1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」にウェア提供をしており、現在チームに所属しているピーエル・ガスリーや角田裕毅がイベントなどで着用していることで、F1ファンならお馴染みのブランドだ。そんなアルファタウリが日本上陸を果たした。
アルファタウリの魅力といえば、上質で機能性に優れたテクニカル素材と革新のテクノロジーによって制作されているところ。日本の島精機製作所とのパートナーシップによって開発されたマシンを使った3Dニットは、通気性と防水性を兼ね備えたタウロブラン®などの新素材、さらにはフードの両耳部分にドット状の穴を設けて環境音を遮断せず、歩行時の安全性を高めたフードパーカーなど、機能開発にまで踏み込み、 “こころと身体に豊かさをもたらす”をコンセプトに掲げる。
「こころと身体にフィットする先進的なデザインを創り出す、というアルファタウリの哲学が2021年秋冬コレクションの出発点でした。これにブランドの代名詞であるスピリット、エネジー、イノベーションを追求し、よりバリエーションを広げたカラーパレットと新鮮なシルエットをデザインしました」と、アルファタウリ・デザインチームのトップを務めるヨム・ミキョンが語る通り、上質で機能性に優れたコレクションは、トラベルシーン、タウンユースとして着ることができ、ニューノーマル時代にフィットする。
先だって東京で行われたお披露目イベントでは、秋冬の最新コレクションのほか、ブランドの顔となる3Dニッティングマシンや角田裕毅が操る2021年型のF1マシンも並び来場者をその世界観に引き込んだ。10月に鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリが行われることから、F1の盛り上がる秋にかけてますます注目度が高まるアルファタウリに注目だ。