最新ボンドでカジュアルスタイルに注目
ジェームズ・ボンドといえば、タキシード姿で颯爽とカジノやパーティに現れる姿が印象的だろう。それ以外の任務の間は、基本スーツ姿。ビスポークで仕立てたダークスーツはどんなに速く走っても、どんなに激しく戦っても美しくフィットしたままで、そのエレガントなスタイルは「ボンドスーツ」と呼ばれ、世界の洒落者たちの手本となり続けてきた。
実際、ショーン・コネリー演じる初代ボンドがロンドンのビスポークテーラー製スーツを着てスクリーンに登場して以来、ボンドスーツは常にその時々の最もエレガントなテーラーやブランドによって提供されてきた。イタリアやアメリカのブランドが手がけた際も、例えばサイドベンツやスラントポケットといった英国式のディテールは丁寧な検証のうえに再現されており、ボンドの英国紳士としてのオリジンを静かに主張し続けている。
そうしたフォーマルな装いのイメージの強いボンドだが、実は1作目『007/ドクター・ノオ』での爽やかなサックスカラーのポロシャツにコットンパンツといったクラス感のあるリゾートスタイルから、最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で見せる骨太なミリタリーニットスタイルまで、大人が着るべきカジュアルスタイルの手本も数多く示してくれている。
いまの時代にもマッチした“ボンド流カジュアルスタイル”には、例えば秋のドライブにもぴったりな着こなしのヒントも。いま手に入る英国の逸品を身につけ、あなたもボンド気分で“出動”してみないか。
最新作のために特別に制作されたミリタリーニットが登場
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ブルゾンやニットをスマートに着こなすボンドのデイリースタイルにも要注目。英国のラグジュアリー・カシミアブランド「N.PEAL」は、今作の衣裳制作にあたり英国軍のヴィンテージアーカイブを調査。ミリタリーの要素を現代に合わせて、センス良く取り入れている。
中でも印象的なのが、男らしさあふれるミリタリーニットの着こなし。そのディテールにもこだわりが光る。例えば肩と肘に配されたキャンバスパッチ。首周りのスタイルには、英国海軍に所属するボンドに合わせて、マリンテイストなボートネックデザインを採用。内側には『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のロゴ入りタグが。そして、そんな007のアーカイブアイテムが手に入るのは、いまだけだ。
まだまだある、最新のボンドグッズを手に入れよう
ここまでボンドのファッションを紹介してきたが、彼のこだわりは身の回りの小物を含め、ありとあらゆるものにも及ぶ。次にお見せするボンドグッズは、英国伝統のクラフトマンシップからつくり出される“本物”であることは言うまでもなく、さらに時代を経て古びることのない普遍的な美も宿す。劇中に登場するアイテムもさることながら、ファン心をくすぐるようなノベルティ的グッズにおいても、ボンドらしい一癖を感じさせるユニークなラインナップが揃う。毎日の生活に“冒険”が足りないと感じる人は、このチャンスに“相棒”となるようなボンドグッズを手に入れてみてはいかがだろうか。
VULCANIZE LONDON @ THE PLAYHOUSE
VULCANIZE LONDON @ THE PLAYHOUSE
ヴァルカナイズ・ロンドン @ ザ・プレイハウス
〒107-0062
東京都港区南青山5-8-5
TEL:03-5464-5255
営業時間:11:00 – 20:00
不定休
vulcanize.jp