今年こそマリンアクティビティを
コロナ禍で閉鎖的にならざるを得ない都市生活者にとって、今年の夏はスカッとした青空の下で、サーフィンやクルージングといったマリンアクティビティに挑戦したい、特別なマリンライフを家族で体験がしたい、そう思っている人も多いのではないか。しかし、ビギナーであれば、自分に何が向いているのだろうか、何かとお金がかかるのではないか、など心配もつきものである。
そうした人たちにもおすすめしたいのが、近年、注目を集めているインフレータブルSUP。SUPとはスタンドアップ・パドルボードの略で、全長3mほどのボードに乗って、パドルを使って湖や大海原を漕ぎ進み、ゆっくりと心身を大自然と一体化していくアクティビティである。自分のペースで少しずつ海と友達になっていくためのギアだと言い換えれば、その先のマリンライフへのエントリーモデルとも捉えられるかもしれない。近年ではSUP上でのヨガやコーヒーブレイクなども人気を集めていている。
SUPのなかでも注目を集めているのが、空気注入式のタイプのインフレータブルSUPと呼ばれるものだ。従来であれば全長3m前後のボードを保管するスペースや運搬用の大型車がなければ所有することは難しかったが、都会的なデザインが特徴の「LANDMAN」の「アーモンド」モデルは、全長3m20cm(10フィート6インチ)であるにもかかわらず、空気を抜いて、折りたたんで、バックパックやトロリーにもなる専用バックに収めれば、SUVやステーションワゴンでなくとも、セダンのラゲッジスペースにも悠々と収まる優れもの。
近年急激にマーケットシェアを拡大し続けるSUV市場。ただ、実際にSUVを使って都市と自然を往来するデュアル性能を謳歌している人は少ないそうだ。都市生活者にとって、モダンな都市にもマッチするシティ派SUVという打ち出しやスタイルが好まれるいっぽうで、大好きな人たちと、街を飛び出し新しい世界に旅したいと思わせるような提案が足りていないのかもしれない。
今年の夏こそ、都市と海の距離をぎゅっと縮めてくれる「LANDMAN」を愛車に積んで、夕日がきれいでな凪いだ湖のような場所で、家族や友人たちと新しいモビリティライフを始めてみてはいかがだろうか。