遠方の駿河湾に広がる入道雲が印象的な奥行きのある景色。

御浜岬と戸田漁港の鄙びた風情

西土肥漁港で「駿河湾フェリー」を下船したら、沼津土肥線(県道17号)で湾岸線を一路北上。左に陽光をキラキラと反射させる駿河湾がまぶしい、眺望のよいドライブウェイだ。 途中、ぜひ立ち寄りたいのは御浜海水浴場。長年の風雨や波に洗われて、長い岬のような形状になっている御浜岬は夏こそ人気の海水浴場だが、オフシーズンは美しい砂浜を散策できる静かなビーチだ。そして対岸の戸田(へだ)は、三方を急峻な山で囲まれた、鄙びた風情の港町。漁港近くには駿河湾産の新鮮な魚介類や、名物のタカアシガニを味わえる店が点在しているから、ここらでランチブレイクをとるのもよさそうだ。

戸田漁港。水深が深い駿河湾ではさまざまな魚が水揚げされる。
駿河湾に沿う沼津土肥線。
岬の内海にある御浜海水浴場では、間近に漁船を眺められる穏やかでプライベート感満載のビーチだ。

井田に見る、日本の原風景

そして戸田漁港からさらに30分ほど道を進むと、看板が見えてくるのが井田の町。人口100人に満たない小さな集落だが、環境省お墨付きで透明度の高いエメラルドブルーの海と、秋には黄金色の稲穂が風になびく田んぼ……まさに日本の原風景がここにある。

沼津土肥線はいったん海から離れ、木漏れ日が美しい山間部の道を井田へと進む。
秘境「井田」の全景。小さな集落と田んぼ、そしてダイバー憧れの「井田ブルー」の海が広がる。
奥に富士山を望む。
「井田ブルー」と呼ばれる美しい海。色鮮やかな魚が生息する。

名産の塩づくりには歴史があり、5世紀ごろ安康天皇がこの井田の塩を薬として口にしていたという歌も残されているほど。現在も、海水を13時間炊き上げてつくる「奥田荘の井田塩」はミシュラン三ツ星の鮨店で使用されるなど、多くの食通が愛用している。すべて手作りの少数生産のため、入手困難なのが玉にキズだ。

「奥田荘の井田塩」。ミカンの木などを薪に使って昔ながらの製法で作られている。

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